ネット系の自動車保険である三井ダイレクト損害保険。CMは本田翼さんが出演されています。大人な雰囲気の本田さんに思わず見とれてしまいますね(笑)
この記事では、そんな三井ダイレクト損害保険について解説していきます。ぜひ、自動車保険選びの参考にしてみて下さい。
この記事のポイント
- 三井ダイレクト損害保険はどのような企業なのか学ぶ
- 三井ダイレクト損害保険の補償内容を学ぶ
- 三井ダイレクト損害保険の事故対応を学ぶ
- 三井ダイレクト損害保険のロードサービスを学ぶ
三井ダイレクト損害保険はどのような会社なの?
三井ダイレクト損害保険は、2000年に営業を開始した比較的新しい損害保険会社です。
2018年現在、日本最大の損害保険グループであるMS&ADインシュアランス グループに属しており、グループ唯一のダイレクト系損害保険になります。
「親身」で「高品質」なサービスを提供し、グループでも見劣りしない企業です。
自動車保険の販売方法は?
三井ダイレクト損害保険は、先述した通りに代理店がいないダイレクト系の自動車保険になります。主にネットにより保険を販売しています。
代理店の中間手数料がないため、代理店型の損害保険会社より、自動車保険を安く提供することができます。
三井ダイレクト損害保険の保険販売方法
- ダイレクト系自動車保険のネットによる販売
三井ダイレクト損害保険の補償内容とは?
三井ダイレクト損害保険の補償内容を「基本補償」と「主な特約」に分けてご説明します。
基本補償
種目 | 補償内容 |
対人賠償保険 | 相手のケガに対して補償 |
対物賠償保険 | 相手の車両や物の損害に対して補償 |
自損事故保険 | 人身傷害補償特約を付加しない場合の、自分のケガを補償 |
無保険車傷害保険 | 無保険車との事故で相手から十分に賠償受けられなかった場合の、自分のケガを補償 |
人身傷害補償特約 (限定あり) |
自動車に搭乗中等の事故で、自分のケガを保険金額の限度内で補償 |
搭乗者傷害保険 | 自動車に搭乗中の事故で自分のケガを症状により、一定金額補償 |
車両保険 (限定あり) |
自分の車両の損害等に対して補償 |
「限定あり」と記載された種目は、補償の範囲を選ぶことができます。
三井ダイレクト損害保険の基本補償は、「自分・相手」の「ケガ」、「車両・物の損害」の基本的な部分を補償しているので充実していると言えます。
この中で、「人身傷害補償保険」や「車両保険」は補償の適用範囲を任意で選ぶことができるので、保険料に合わせて自由に補償を選ぶことができます。
基本補償のポイント
- 充実している基本補償
- 保険料に応じて補償内容を自由に設定できる
主な特約
特約とは、基本補償に付けるオプションのことを言います。特約を付けることで補償の範囲は広がりますが、保険料は高くなります。補償と保険料の兼ね合いを考えて特約をつけましょう。
種目 | 補償目的 |
対物全損時修理差額 補償費用特約 |
対物事故で相手の車両の修理代が時価額を超えた場合、時価額に50万円を上乗せして修理できる補償 |
弁護士費用等補償特約 | 被害事故の弁護士費用を補償 |
ファミリーバイク特約 | 所有している原動機付自転車も合わせて補償 |
ファミリー傷害特約 | 車両事故以外のケガを補償 |
三井ダイレクト損害保険の特約は、他の保険会社と同じような特約になっています。
特徴的な特約は「ファミリー傷害特約」です。この特約は、車両事故以外の日常生活で起きるケガを補償します。
選べるタイプが2種類で「アウトドアタイプ」と「ワイドタイプ」があります。
「アウトドアタイプ」では、屋外で起きたケガを補償。「ワイドタイプ」では屋外・室内で起きたケガを補償する幅広いタイプになります。
また、補償範囲は2種類で「夫婦型」「家族型」に分けられています。現在の環境に応じて補償範囲を選ぶことができます。
例えば、「ファミリー傷害特約・ワイドタイプ・家族型」では
お子さんがお風呂で滑って転んでケガをした場合、ケガの治療費を一定金額補償します。
「ファミリー傷害特約」はこんな方におすすめ
- 遊び盛りのやんちゃなお子さんがいらっしゃる方
- よくアウトドアに出かける方
特約のポイント
- 一般的に充実した特約の補償内容
- 日常のケガを補償する特約がある
アクサダイレクト自動車保険の事故対応の受付は?
事故受付 | 365日24時間 |
初期対応 | 19時までの受付で当日対応(土日・祝日問わず) |
初動受付 | 平日9:00~17:00(土日・祝日・12月31 日~1月3日を除く) |
- 事故受付:簡単な事故内容を聞き、事故を受け付ける。
- 初期対応:レッカー手配、修理工場への誘導、相手への連絡等の事故対応を行う。
- 初動受付:専任担当者が決められ、正確な事故内容の確認等を行うため、契約者・運転者へ連絡を行う。
基本的に、「事故受付」と「初期対応」は同時に行われます。しかし、事故受付が夜間になると「初期対応」が翌日に回される保険会社が多いです。
この「初期対応」が翌日に回される時間は、保険会社によって異なります。
夜間の「初期対応」で、修理工場への連絡は営業時間外の場合が多いので、やむ終えないことが多いですが、相手方への連絡は緊急を要することがしばしばあります。
そのため、「事故受付の時間」だけではなく「初期対応の時間」に注意することが大切です。できるだけ「初期対応」を当日行なう保険会社が安心と言えるでしょう。
三井ダイレクト損害保険は、「初期対応」が当日19時まで対応ということで、特に良いわけではないですが一般的な損害保険会社と言えます。
三井ダイレクト損害保険のロードサービスの内容は?
無料レッカー | 50kmまで |
無料代車 | 指定の修理工場での修理時のみ(契約2年目以降:事故当日・翌日の12時間以内のレンタカー費用無料) |
緊急対応 | キー閉じ込み、バッテリー上がり、パンク、落輪引き上げ、ガス欠、その他30分程度の簡易作業 |
ガソリン補給 | 契約の2年目以降は10リットルまで無料(事故現場が自宅から直線距離で50km以上の場合) |
帰宅・宿泊 | |
ロードアシスタンス 拠点 |
3,800ヶ所(2018年時点) |
指定修理工場 |
2,100ヶ所(2018年時点) |
その他サービス | 相談・情報提供サービス、携帯電話GPS位置情報サービス |
ロードサービスは、無料でどこまでサービスを受けられるかがポイントとなります。有料で良いならほとんどの損害保険会社が特約によりサービスを行なっています。保険料を抑えつつロードサービスの良し悪しで自動車保険を選んでみても良いかもしれません。
三井ダイレクト損害保険のロードサービスは基本的なポイントを抑えていて、良いサービスが多いです。
少し注意する点が、「ガソリン補給」が1年目は実費というところです。2年目以降にならないとサービスとならないので注意が必要です。
それに加えて、事故現場からの直近距離が50km以上離れている場合のみす使用できるサービスなので、利用する際は確認が必要です。
他社と比べて良い点は、指定修理工場が多い点です。
指定修理工場が多いほど、自宅の近くに工場がある可能性が高いので、指定修理工場への入庫が容易になります。
指定修工場へ入庫を行うと、無料代車サービスを使うことができるので、ぜひこのサービスを使ってみて下さい。
ロードサービスの注意ポイント
・「ガソリン補給」のサービスは2年目以降。また、事故現場から自宅までの直近距離が50km以上離れている必要がある。
三井ダイレクト損害保険のロードサービスポイント
- 指定修理工場が他社ダイレクト系損保に比べて多い
まとめ
三井ダイレクト損害保険の、ポイントは2つです。
まとめポイント
- 保険料が安い
- 補償内容を保険料に応じて自由に選ぶことができる
三井ダイレクト損害保険は大手損害保険グループの1つです。そのため、指定修理工場の数も多く、代理店型の損害保険会社でグループ企業である「三井住友海上」のノウハウを生かしている信頼のブランドです。
大手の損害保険に加入したいけど、保険料が気なる方は選んでみるといいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。