同じメーカーの似た車でも、自動車保険料が違うことがあります。理由の一つが、車の用途車種と型式別料率クラスです。この記事では、車検証と公式検索サービスを使った確認方法まで説明します。

自動車保険料に関係する用途車種・型式とは?
用途車種は、乗用車、軽自動車、貨物車など保険上の区分です。「型式」は車検証に表示される識別情報で、同じ車名でも年式・仕様などにより異なる場合があります。車名だけを見て保険料を比較しても、正確な判断はできません。
型式別料率クラスとは?
車の型式ごとの保険実績を踏まえ、参考純率の料率クラスを設定する仕組みです。損害保険料率算出機構の公表では、自家用普通・小型乗用車は1〜17の17区分、自家用軽四輪乗用車は1〜7の7区分です。クラスの数値が大きいほど、参考純率上は保険料が高くなる方向に働きます。ただし数値が大きいからといって「危険な車」と断定はできません。
| 車の区分 | 料率クラス |
| 自家用普通・小型乗用車 | 1〜17(17区分) |
| 自家用軽四輪乗用車 | 1〜7(7区分) |
対人・対物・傷害・車両の4区分
型式ごとに、対人賠償、対物賠償、傷害、車両の区分でクラスが設定されます。「車両保険だけ高い」など、補償ごとの違いを理解する手がかりになります。実際の契約保険料は、等級や運転者条件なども合わせて決まります。
4つの区分
- 対人賠償
- 対物賠償
- 傷害
- 車両
クラスは毎年見直される
車を買い替えていなくても、型式別料率クラスの見直しで保険料が変わることがあります。損害保険料率算出機構では、通常11月ごろに翌年向けの参考純率上のクラスを公開し、追加型式のデータも更新しています。
公式サイトで型式別料率クラスを検索する方法
- 車検証の型式欄を確認する。
- 損害保険料率算出機構の型式別料率クラス検索を開く。
- メーカー・車名または型式を入力する。
- 対人・対物・傷害・車両の区分を確認する。
注意
検索結果は参考純率上のクラスです。保険会社が使うクラスは異なる場合があるため、実際の契約条件は加入先に確認してください。
車を買い替えると保険料はいくら変わる?
車名・型式だけで増減額を計算できるわけではありません。等級、記名被保険者、車両保険金額などの条件をそろえて見積もる必要があります。特に車両保険では車の価値や免責金額も関係します。自動車保険料の仕組みと車両保険の金額目安を参考にしましょう。
見積もり条件のチェックリスト
- 等級
- 記名被保険者
- 車両保険金額
- 免責金額
車種別に保険を比較するときのポイント
車を購入する前に保険料を確かめたい場合は、候補車の型式、想定する車両保険金額、運転者条件、走行距離などをそろえて複数社に見積もりを依頼します。同じ補償条件で比較する方法は自動車保険の比較ガイドをご覧ください。
※本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。見積もり結果や保険料は契約条件によって異なります。
まとめ|型式別料率クラスは保険料の一要素
ココがポイント
型式別料率クラスは、型式ごとの保険実績を参考にした区分です。普通・小型乗用車と軽四輪乗用車でクラス数は異なります。公式検索は参考純率上の確認に便利ですが、実際の保険料は契約条件と保険会社によって変わります。
軽自動車の保険料の調べ方は「軽自動車の任意保険料はいくら?相場の調べ方と節約ポイント」で解説しています。
