チューリッヒの自動車保険が気になる方の多くは、「保険料は安い?」「事故のときちゃんとつながる?」「ロードサービスはどこまで助けてくれる?」の3点で迷いますよね。
チューリッヒは、ネット専用/スーパーの2商品から選べるのがまず特徴。さらに、事故・故障の連絡が電話だけでなくネットやLINEでもできるため、いざという時に慌てにくい設計となっています。
この記事ではチューリッヒ損害保険の自動車保険について解説していきます。ぜひ、自動車保険選びの参考にしてみて下さい。
この記事でわかること
- チューリッヒ損害保険どのような企業なのか
- チューリッヒ損害保険の補償内容
- チューリッヒ損害保険の事故対応
- チューリッヒ損害保険のロードサービス
目次
チューリッヒ損害保険はどのような会社なの?
チューリッヒ保険会社は、スイスで1872年に設立されたチューリッヒ・インシュアランス・グループを母体に持つ保険会社です。グローバルに保険・サービスを提供してきた歴史があり、日本では1986年に損害保険事業の免許を取得して支店を開設、1987年に営業を開始しました。
日本での特徴は、早い段階から「ダイレクト(通販)型」に注力してきた点です。1990年代にカスタマーケアセンターを整備し、1998年に自動車保険(スーパー自動車保険)を販売開始。その後も、ネット見積もり・契約などオンライン手続きを拡充し、“手続きの分かりやすさ”と“緊急時の導線”を磨いてきました。
もうひとつ押さえておきたいのは、同じチューリッヒでも商品が2本立てになっていること。
「スーパー自動車保険(通販型)」と「ネット専用自動車保険」があり、引受条件や商品設計が異なるため、比較時は“どちらのチューリッヒか”を揃えて見るのがコツです。
チューリッヒの自動車保険の特徴
チューリッヒを選ぶ理由になりやすいポイントを、他社比較で使いやすい形で整理します。
1)「スーパー」と「ネット専用」でニーズに分けて選べる
チューリッヒは、通販型(スーパー)とネット専用で商品を分けています。
大まかな感覚としては、ネットで完結して保険料重視ならネット専用、相談しながら決めたい・サービスや設計で納得したいならスーパー、という選び方がしやすい構造です(ただし引受条件等は要確認)。
2)緊急連絡の導線が多い(電話・ネット・LINE)
事故や故障の連絡が「電話だけ」だと、混乱しているときに詰みがちです。チューリッヒは電話・ネット・LINEで導線を用意しており、状況に合わせて連絡しやすいのが強みです。
3)環境配慮の独自サービス
スーパー自動車保険の契約者向けに、走行に伴うCO2排出のオフセットに参加できる「カーボンニュートラル自動車保険(プログラム)」を用意しています。保険金の支払いとは別軸ですが、“保険会社としての取り組み”が明確な点は、チューリッヒらしい特徴です。
チューリッヒ損害保険の補償内容とは?
チューリッヒ損害保険の補償内容を「基本補償」と「主な特約」に分けてご説明します。
基本補償
| 種目 | 補償内容 |
| 対人賠償保険 | 相手のケガに対して補償 |
| 対物賠償保険 | 相手の車両や物の損害に対して補償 |
| 無保険車傷害保険 | 無保険車との事故で相手から十分に賠償受けられなかった場合の、自分のケガを補償 |
| 人身傷害保険 | 自動車に搭乗中等の事故で、自分のケガを保険金額の限度内で補償 |
| 搭乗者傷害保険 | 自動車に搭乗中の事故で自分のケガを症状により、一定金額補償 |
| 車両保険 | 自分の車両の損害等に対して補償 |
チューリッヒ損害保険の基本補償は、「自分・相手」の「ケガ」、「車両・物の損害」の基本的な部分を補償しているので充実していると言えます。
この中で、「人身傷害補償保険」や「車両保険」は補償の適用範囲を任意で選ぶことができるので、保険料に合わせて自由に補償を選ぶことができます。
主な特約
特約とは、基本補償に付けるオプションのことを言います。特約を付けることで補償の範囲は広がりますが、保険料は上がります。
| 種目 | 補償目的 |
| 地震・噴火・津波による 被保険者死亡一時金支払 |
地震時に補償されない車両損害を50万円まで補償 |
| 対物差額修理費用 補償特約 |
対物事故で相手の車両の修理代が時価額を超えた場合、時価額に50万円を上乗せして修理できる補償 |
| 弁護士費用等補償特約 | 被害事故の弁護士費用を補償 |
| 原動機付自転車に 関する特約 |
所有している原動機付自転車も合わせて補償 |
| 日常生活家族傷害補償特約 | 車両乗車中のみならず、国内、海外の、ほぼ全てのケガを補償 |
チューリッヒ損害保険の特約は、他の保険会社と同じような特約になっています。基本的には充実した内容となっています。
特徴的な特約は、「日常生活家族傷害補償特約」です。この特約は、自動車に乗っていないときの日常生活のケガを、国内、海外問わず補償します。
国内のケガを補償する損害保険会社は多いですが、海外のケガまで補償するのはチューリッヒ損害保険くらいではないでしょうか。外資系ならではの特約で、とても特徴的です。
「本人のみ補償型」、「夫婦のみ補償型」、「家族補償型」の3つのプランから選べるので現在の環境にと合わせて補償に範囲を決めることができます。
チューリッヒ損害保険の事故対応の受付は?
事故対応は“24時間受付”だけでは足りません。事故後の不安が大きい“初期”をどう支えるかがポイントです。
1)事故・故障の受付:24時間365日(電話・ネット・LINE)
まず大事なのは「いつでも連絡できる」こと。チューリッヒは事故・故障の連絡を24時間365日で受け付け、電話だけでなくネット・LINEでも導線を用意しています。緊急時に「電話がつながらない/説明が難しい」ストレスを減らしやすい設計です。
2)初期対応:夜間・休日は“緊急ヘルプデスク”で案内
事故直後に必要なのは、相手方連絡、修理、代車、けが対応などの“最初の段取り”。
チューリッヒは、平日夕方以降や土日祝の初期対応について、緊急ヘルプデスクが案内する枠組みを明記しています(対人・対物など賠償事故が中心になる等、条件あり)。
ここを理解しておくと「夜に事故→何がどこまで動く?」の不安が減ります。
3)事故解決:担当者が窓口となり、保険金支払いまでサポート
初動が落ち着いた後は、示談交渉・修理・保険金支払いなど“解決フェーズ”に入ります。
チューリッヒは受付から支払いまで一連で支える設計を掲げており、連絡導線を含めて「解決まで迷わせない」ことを強みにしています。
チューリッヒ損害保険のロードサービスの内容は?
| 無料レッカー | 100kmまで |
| 無料代車 | 指定の修理工場での修理時のみ(ただし、事故による一時的なレンタカー費用は24時間無料) |
| 緊急対応 | キー解錠、キー作成、バッテリー上がり、タイヤ交換、オイル補充、冷却水補充、バルブ交換、サイドブレーキ固着解除、落輪引き上げ |
| ガソリン補給 | 10リットルまで無料(保険期間内1回限り) |
| 帰宅・宿泊 | 【帰宅費用】搭乗者全員分の交通費、【宿泊費用】搭乗者全員分の宿泊費 |
| ロードアシスタンス 拠点 |
9,500ヶ所 |
| 指定修理工場 |
1,400ヶ所 |
| その他サービス | ペットケアサポート、宿泊費・旅行費などのキャンセル費用サポート |
ロードサービスは、無料でどこまでサービスを受けられるかがポイントとなります。
有料で良いならほとんどの損害保険会社が特約によりサービスを行なっています。保険料を抑えつつロードサービスの良し悪しで自動車保険を選んでみても良いかもしれません。
他社と比べて良い点は、「帰宅・宿泊費用」がサービスとして含まれているところです。これらの費用を、サービスとして行なっていない損保もあるので評価が高いです。
また、指定修理工場が多いところや、事故24時間以内であればレンタカー費用無料、ペットに関しての費用まで、細々した部分で安心できるサービスが充実しています。
チューリッヒ損害保険のロードサービスは他社と比べても、良い点が多いです。
まとめ
チューリッヒ保険会社の自動車保険は、「価格」だけでなく、初動の安心とロードサービスの守備範囲で選びやすいのが特徴です。
ココがポイント
- 商品が2本立て:ネット専用とスーパーで選び分けしやすい
- 連絡導線が強い:事故・故障は24時間365日、電話・ネット・LINEで受付
- ロードが“生活目線”:レッカーだけでなく、帰宅・宿泊・レンタカー等の支援が手厚い
チューリッヒは「安いかどうか」だけで判断すると本質を見落としやすく、強みは“事故・故障時に迷わない導線”と“ロードサービスの守備範囲”にあります。
とくに電話が苦手な方や、夜間・休日のトラブルが不安な方は、連絡手段(電話/ネット/LINE)と、帰宅・宿泊・レンタカーなどレッカー以外の支援まで含めて比較すると、納得感が出やすいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
