ネット型(ダイレクト型)の自動車保険でよく名前が挙がる「SBI損保」。
「保険料が安いって聞くけど、事故対応は大丈夫?」「ロードサービスの距離や回数って実際どうなの?」と、乗り換え前に気になるポイントが多い保険会社でもあります。
この記事では、SBI損保の補償内容・特約、事故対応、ロードサービスまでを一気に整理します。ぜひ、自動車保険選びの参考にしてみて下さい。
この記事でわかること
- SBI損害保険はどのような企業なのか
- SBI損害保険の補償内容
- SBI損害保険の事故対応
- SBI損害保険のロードサービス
目次
SBI損害保険はどのような会社なの?
2008年に損害保険の営業を開始した比較的新しい保険会社になります。
SBI損保は、金融サービスで知られるSBIグループの保険会社です。
設立は2006年(当初は設立準備会社としてスタート)で、2008年に営業を開始し、自動車保険の販売を本格化しました。
ネット型の損保は「安いけど実績が不安」と思われがちですが、SBI損保は開業から年数を重ね、現在では自動車保険だけでなく、がん保険・火災保険なども展開しながら契約件数を伸ばしています。こうした“事業の継続性”は、長く付き合う保険選びの安心材料のひとつです。
さらにSBI損保は、外部評価として「保険料」分野での満足度上位などを公表しており、価格面で評価されやすい立ち位置がはっきりしています。
「安さだけで選ぶ」のは危険ですが、“保険料とサービスのバランスで選びたい”人にとっては比較候補に入りやすい会社です。
自動車保険の販売方法は?
SBI損保は、代理店を介さず、インターネットで申し込み~契約管理まで行う「ダイレクト型」が基本です。
ダイレクト型のメリットは、
- 代理店コストが抑えられ、保険料が割安になりやすい
- 見積もり~契約までが早い(比較もしやすい)
一方で、注意点もあります。
- 補償設計を自分で決める必要がある(特約の付け忘れに注意)
- 事故対応の良し悪しは“会社ごとの体制”で差が出る
SBI損害保険の補償内容とは?
SBI損害保険保険の補償内容を「基本補償」と「主な特約」に分けてご説明します。
基本補償
| 種目 | 補償内容 |
| 対人賠償保険 | 相手のケガに対して補償 |
| 対物賠償保険 | 相手の車両や物の損害に対して補償 |
| 自損事故保険 | 人身傷害補償特約を付加しない場合の、自分のケガを補償 |
| 無保険車傷害保険 | 無保険車との事故で相手から十分に賠償受けられなかった場合の、自分のケガを補償 |
| 人身傷害補償特約 | 自動車に搭乗中等の事故で、自分のケガを保険金額の限度内で補償 |
| 搭乗者傷害保険 | 自動車に搭乗中の事故で自分のケガを症状により、一定金額補償 |
| 車両保険 | 自分の車両の損害等に対して補償 |
SBI損害保険の基本補償は、「自分・相手」の「ケガ」、「車両・物の損害」の基本的な部分を補償しているので充実していると言えます。
この中で、「人身傷害補償保険」や「車両保険」は補償の適用範囲を任意で選ぶことができるので、保険料に合わせて自由に補償を選ぶことができます。
主な特約
特約とは、基本補償に付けるオプションのことを言います。特約を付けることで補償の範囲は広がりますが、保険料は上がります。
SBI損害保険の特約は、他の保険会社と同様に充実した内容となっています。
| 種目 | 補償目的 |
| 車両損害に関する レンタカー費用補償特約 |
事故時のレンタカー費用を契約時に定めた限度額で補償(30日間限度) |
| 対物全損時修理差額 補償費用特約 |
対物事故で相手の車両の修理代が時価額を超えた場合、時価額に50万円を上乗せして修理できる補償 |
| 弁護士費用等補償特約 | 被害事故の弁護士費用を補償 |
| ファミリーバイク特約 | 所有している原動機付自転車も合わせて補償 |
| 自宅・車庫等修理費用補償特約 | 契約車両により自宅・車庫等を傷付けてしまったときの修理費用を補償 |
SBI損害保険の事故対応の受付は?
SBI損保は、ダイレクト型で不安になりやすい「事故直後の連絡〜初期対応」を強く打ち出しています。ここは次の3つで押さえると分かりやすいです。
1)24時間365日、事故連絡を受け付け(電話/ネット/マイページ/LINE)
事故の連絡は24時間365日対応。電話だけでなく、ネットやマイページ、LINEなど複数の窓口が用意されているのが特徴です。
事故直後は落ち着いて話せないことも多いので、「電話が苦手でも連絡できる導線があるか」は、ダイレクト型では重要な安心材料になります。
2)受付後は“当日中の初期対応”を重視
SBI損保は、事故受付に加えて“初期対応を早く進める”点を強く打ち出しています。
初期対応とは、たとえばレッカー手配、修理先への誘導、相手方への連絡など、事故直後に必要な段取りのこと。ここが遅れると、相手対応や移動手段で詰まりやすくなります。
「夜間は受付だけで、動くのは翌日」という会社もありますが、SBI損保は土日や夜間でも安心できる体制を前面に出しているので、乗り換え比較ではここをチェックすると差が見えます。
3)解決までのサポートを“わかりやすく”する
事故は、受付で終わりではありません。修理、代車、通院、示談…と、やることが続きます。
SBI損保は、事故対応とロードサービス、さらに修理工場ネットワークを組み合わせて「次の行動が取りやすい」設計になっています。
たとえば、故障やトラブル時のロードサービスはもちろん、修理が必要な場合に紹介できる工場ネットワークが整備されているため、事故後に「どこへ運べばいい?」で迷いにくいのがメリットです。
ダイレクト型で不安になりやすい“事故後の段取り”を、サービス連動でカバーする発想がSBI損保らしさと言えます。
SBI損害保険のロードサービスの内容は?
| 無料レッカー | ・指定の“最寄りの修理工場など”まで:距離制限なし ・お客さま指定の修理工場などまで:50kmまで無料 |
| 無料代車 | 指定の修理工場での修理時のみ |
| 緊急対応 | バッテリー上がり、パンク、鍵開け、冷却水補充、ボルト締め付け、オイル漏れ点検補充、ヒューズ取り替え、サイドブレーキ固着解除 |
| ガソリン補給 | 10リットルまで無料(保険期間内1回限り) |
| 帰宅・宿泊 | 【帰宅費用】レンタカー代は最大24時間まで無料【宿泊費用】1泊まで1人:15,000円上限/泊 ※ただし、レッカーサービスを利用した場合に限り対象 |
| ロードアシスタンス 拠点 |
3,680ヶ所 |
| 指定修理工場 |
1,410ヶ所 |
| その他サービス | 落輪引き上げ、引き下ろしサービス、SBI損保GPSナビ(位置情報通知) |
サービスは、無料でどこまでサービスを受けられるかがポイントとなります。有料で良いならほとんどの損害保険会社が特約によりサービスを行なっています。保険料を抑えつつロードサービスの良し悪しで自動車保険を選んでみても良いかもしれません。
SBI損保のロードサービスは基本的なポイントを抑えていて、良いサービスが多いです。
良い点とすれば、「帰宅・宿泊費用」が限度額まで補償されるところです。他社の損害保険会社では補償されないところや、特約で補償するところが多いので、嬉しいサービスの1つになります。
また、SBI損害保険では独自にロードサービスで【プレミアム】サービスを行なっています
基本サービスと【プレミアム】サービスの違い
下の条件を満たすと【プレミアム】サービスが受けられます。
- 「SBI損保の自動車保険」のご契約継続期間が3年目以降のご契約
- 「SBI損保の自動車保険」に加え、「SBI損保のがん保険」にご加入のお客さま
- 「SBI損保の自動車保険」に加え、「SBI損保の火災保険」にご加入のお客さま
| ロードサービス | 基本サービス | 【プレミアム】サービス |
| レッカーサービス | 50km | 150km |
| 現場復旧可能な作業の対応時間 | 30分程度まで | 無制限 |
| キー紛失時の解錠、キーの作成 | ー | 対応(保険期間内で1回限り) |
| 落輪引き上げ、引き下ろし(引き出し) | 車輪3輪まで無料 | 全ての車両で無料 |
| 宿泊費 | 1泊まで1人:15,000円上限/泊 | 2泊まで1人:15,000円上限/泊 |
| レンタカー費用 | 24時間上限 | 48時間上限 |
| ペット宿泊費用 | ー | 2泊まで10,000円上限/泊 |
| 車両相談サービス | ー | 利用可能 |
まとめ
SBI損保の自動車保険は、ただ「安いネット保険」というより、価格メリットに加えて“ロードサービスの手厚さ”と“事故対応の導線の分かりやすさ”を強みにしているタイプです。最後に、SBI損保らしさが伝わるポイントを3つに絞って整理します。
ココがポイント
- ダイレクト型で保険料を抑えやすく、コスト重視の比較に強い
- ロードサービスは基本がしっかり。条件達成で【プレミアム】にアップ
- 電話以外(WEB/マイページ/LINE)でも事故受付でき、初期対応の条件が明確で安心
自動車保険は、いざという時に“迷わず動けるか”が満足度を決めます。SBI損保を候補に入れるなら、補償を削りすぎず、必要な特約とロードサービスの使い方までセットで比較してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
