
無料レッカーサービスは、保険会社のロードサービスの中でも多くが行なっている一般的なサービスです。
このサービスは、保険会社によってレッカーで運搬できる距離が異なります。保険会社を決める上で意識はされないかもしれませんが、気になる方はいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そんな無料レッカーサービスを保険会社ごとに比較しています。
「無料レッカーサービス」はどんなサービスなの?
無料レッカーサービスとは、保険会社が修理工場に事故車を運搬・搬送するときのサービスです。
このサービスは保険会社ごとに事故車を運搬・搬送できる距離が決まっています。ただし、保険会社が提携している修理工場に関しては運搬・搬送距離が無制限となっていることが一般的です。
このため、旅行先や出張先等の遠方で自走できないような事故をされてしまったときは、無理して懇意にしている修理工場を使わずに保険会社の提携修理工場を選ぶことも考えた方が良いかもしれません。
提携修理工場に関しては下の記事で説明しています。利用する上でメリット・デメリットがあるので参考にしてみてください。
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自動車保険の提携修理工場は使った方がいいの?メリット・デメリットを徹底解説!
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保険会社ごとの無料運搬・搬送できる距離(2026年1月時点)
ここでは「無料レッカーサービス」での事故車を無料で運搬・搬送できる距離を保険会社ごとに記します。
代理店型の保険会社
| 保険会社 | 運搬・搬送距離 |
| 東京海上日動 | 15万円限度(約150km) |
| 損保ジャパン | 15万円限度(約150km) |
| 三井住友海上 | 15万円限度(約150km) |
| あいおいニッセイ同和 | 15万円限度(約150km) |
| AIG損保 | 30万円限度(約300km) |
代理店型の保険会社とは、保険会社が直接販売を行うわけではなく代理店を通じて保険を販売する保険会社のことを指します。
代理店型では、無料での運搬・搬送は金額で記されていることが多いです。この金額は、レッカーのけん引費用(基本料金・作業料金)となっています。
運搬・搬送できる金額の右側に記されている距離は、一般的なけん引作業を行なったときの距離になります。
高速道路での作業や特殊作業など作業料金が割高になるケースでは運搬・搬送できる距離が短くなるので頭の片隅に入れておいてください。
ただし、よほど遠方でなければ運搬・搬送できる距離なので、ほとんど心配する必要はありません。
ダイレクト型の保険会社
| 保険会社 | 運搬・搬送距離 |
| ソニー損保 | 100km |
| チューリッヒ | 100km |
| 三井ダイレクト | 100km |
| アクサダイレクト | 150km |
| SBI損保 | 50km |
| 東京海上ダイレクト | 100km |
| SOMPOダイレクト | 15万円限度(約150km) |
| セコム損保 | 20万円限度(約250km) |
ダイレクト型の自動車保険とは、主にインターネットを通じて直接、保険の販売を行なっている保険会社になります。
ダイレクト型では、運搬・搬送の費用ではなく多くが距離で示されています。ただし、代理店型と違い運搬・搬送できる距離が短めになっているので注意が必要です。
また、ダイレクト型では提携修理工場が少ないので、無料で運搬・搬送を希望しても修理工場が自宅から遠くなってしまう可能性もあります。
自宅までの運搬・搬送サービスは基本的に付いていますが、あまりにも修理工場が離れていると不安に感じられる方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、「代理店型の保険会社」にするか、または特約により運搬・搬送できる距離を増やすことができる保険会社もあるので考えてみてください。
JAF
| 連盟 | 運搬・搬送距離 |
| JAF(日本自動車連盟) | 20km |
JAFに加入されている方も多いのではないでしょうか。JAFが行なっている無料で修理工場までの運搬・搬送できる距離は上記の通りです。保険会社と比べると短い距離なので、あまり過信しすぎないようにしてください。
基本的には保険会社との兼ね合いが必要になります。
JAFのレッカー条件を比較すると、次のとおりです。JAF会員はレッカー20kmまで無料で、超過分は1kmあたり830円(税込)です。利用回数の制限はなく、会員本人が対象のため、契約した車以外(家族の車、レンタカーなど)でも使えます(2026年11月にJAF公式サイトで確認)。
上限と超過料金を確認するときのポイント
上の比較表だけでは分かりにくいのが、上限の決まり方と、無料範囲を超えたときの扱いです。自分の契約を確認するときは、次の点をチェックしておきましょう。
- 搬送先をどこまで指定できるか:自宅までか、自分で指定した修理工場までか、最寄りの工場までかを確認します。提携修理工場であれば無制限になる場合もありますが、指定先が決められている場合もあります。
- 無料範囲を超えたときの料金の決まり方:距離で上限が決まっている場合は超過した距離分の料金が、金額で上限が決まっている場合は上限を超えた分が自己負担になるのが一般的です。料金の単価や計算方法は契約によって異なります。
- 事前に確認する方法:保険証券や約款、マイページで上限が距離(km)で決まっているか金額で決まっているかを確認し、分からない点は保険会社や代理店に問い合わせておきましょう。事故や故障が起きたときは、自分で手配する前に保険会社へ連絡し、搬送先と費用の扱いを確認すると安心です。
まとめ
この記事のまとめ
- 「無料レッカーサービス」は、事故車を修理工場まで無料で運搬・搬送するサービス
- ただし、提携修理工場以外は運搬・搬送できる距離の制限がある
- 運搬・搬送できる距離は代理店型の保険会社は長く、ダイレクト型の保険会社は短い
「無料レッカーサービス」は運搬・搬送できる修理工場に距離制限があります。ただ、自宅から近場までしか運転しない方はあんまり関係ありません。
しかし、頻繁に自分の車で遠出をされる方とっては、意識をされてないかもしれませんが重要になってきます。
保険会社のプランによっては実費で事故車の運搬・搬送の費用を支払わなければならないこともあるので、しっかりと補償を見ておくことが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保険付帯のロードサービス全体とJAFとの比較・併用の判断は、こちらのまとめ記事で解説しています。
