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【2026年版】20代の自動車保険おすすめランキング|元損保社員が“はじめてでも迷わない選び方”を丁寧に解説

20代で自動車保険を選ぶとき、「正直よく分からない…」と感じるのは自然なことです。
初めての契約や、初めての更新だと、専門用語も多いですし、どこを基準に決めたらいいのか迷いますよね。

さらに困るのが、見積もりを取ってみたら想像より高いこと。
え、こんなにするの?」と戸惑って、そこから先に進めなくなってしまう方も少なくありません。

あらかじめ結論を言うと、20代の自動車保険は 「保険料を下げる工夫」より先に、“削ってはいけない補償”を守れるか で差が出ます。

この記事では、補償の考え方 → おすすめランキング → 比較のコツを、できるだけ分かりやすい言葉で順番に解説します。


自動車保険のトレンド(20代が押さえておくと安心な点)

近年の自動車保険は、ざっくり言うと「同じ事故でもお金がかかりやすい」方向にあります。

トレンドを把握してより良い自動車保険選びを考えていくことが必要です。

  • 修理費が上がりやすい:安全装置やセンサーが増えて、軽い接触でも修理が高額になりがち
  • ネット型が主流:申し込み割引やアプリ対応など、オンライン前提のサービスが増えています
  • ロードサービスの重要度が上がる:中古車や初めての車だと、事故以外のトラブルも起こりやすい
  • 割引は“設定次第”で差が出る:走行距離や運転者の範囲など、設定がずれると損につながります


20代の自動車保険、まず確認しておきたい5つのポイント

ここからは、まず基礎の部分です。
もし途中で「やっぱり難しい」と感じたら、いったん“ここだけ”読んでも大丈夫です。

1)対人・対物は「無制限」を基準に考える

万が一の事故で、相手にケガをさせてしまったり、相手の車や物を壊してしまったりした場合、賠償が高額になることがあります。
20代のうちは、貯蓄がまだ厚くない方も多いので、ここで自己負担が出ると生活がかなり苦しくなりやすいです。
迷ったら、対人・対物は無制限を基準にしておくと安心です。

2)人身傷害は「自分+同乗者」を守るもの

友人や恋人、家族を乗せることがあるなら、ここは少し意識していただきたいです。
軽い事故でも、むち打ちなどで通院が必要になることがあります。
金額の調整はできますので、まずは「自分と同乗者のケガに備える補償がある」ことを押さえておくと失敗しにくいです。

3)車両保険は「車の価値」と「もし壊れた時に払えるか」で決める

車両保険は、車が壊れたときの修理費に備える補償です。
ただし、付けると保険料が上がりやすいので、ここで悩む方がとても多いです。

目安としては、
・新車/買ったばかり/ローン中 → 検討する価値が高い
・年式が古い/時価が低い → 免責を入れる、限定型にする、外す、なども現実的
という考え方が分かりやすいと思います。

4)特約は“入れたい”より“困りごと”から選ぶ

特約は増やせば安心に見えますが、増やすほど保険料も上がります。
20代は保険料の負担が大きくなりやすいので、必要なものだけに絞るのがコツです。

よく検討される特約は、
・弁護士費用特約(もらい事故で役立つことがある)
・個人賠償責任特約(日常の賠償。ただし重複しやすいので注意)
・レンタカー/代車費用(通勤で車が止まると困る方)
です。

5)保険料は「等級」と「条件設定」で大きく変わる

20代の保険料が高く見えやすい最大の理由がここです。
等級(ノンフリート等級)は、事故を起こさずに続けるほど有利になり、少しずつ保険料が軽くなりやすい仕組みです。

仕組みの整理はこちらにあります。

自動車保険のノンフリート等級制度の割引率はどれくらいなの?

2018/12/18    

自動車保険では、事故を起こさない人には保険料が安くなるように仕組みになっています。この仕組みのことを等級制度と呼びます。 正確に言うと、ノンフリート(車両10台以下の契約)に適用される制度なのでノンフ ...

また、割引は取りこぼしが起きやすいので、一覧も一度目を通しておくと安心です。

保険料の割引一覧

2019/2/5  

自動車保険は、年齢や補償する範囲、車両の状況等を保険会社へ報告すると保険料を割引することができます。 割引される理由は、これらに当てはまる人や車両が、統計的にリスクが小さいと証明されているからです。つ ...


【2026年版】20代の自動車保険おすすめランキング(ネット型中心)

※ランキングは「はじめてでも見積もりを作りやすい」「サポートが分かりやすい」「保険料の現実解が出やすい」を軸に整理しています。実際の保険料は条件で変わるため、最後は必ず見積もりで比較してください。

1位 ソニー損保

おすすめな方:ネット型が初めて/見積もりで迷いやすい/サービスのバランスを重視したい
強み:補償の調整がしやすく、初めてでも作りやすい
注意点:走行距離や運転者の範囲を雑に入れると保険料がずれやすい

ソニー損害保険の自動車保険補償内容・ロードサービスを徹底解説!

https://www.youtube.com/watch?v=FMbj4wxL-Fc ネット系の自動車保険であるソニー損害保険。2018年現在は、松本白鸚さんと、内田有紀さんがCMに出演しています。 ...

2位 SBI損保

おすすめな方:保険料をできるだけ抑えたい/比較の中で良い数字を狙いたい
強み:条件が合うと保険料の差が出やすい
注意点:付帯サービスや必要な特約を確認し、同条件で比べる

SBI損害保険の自動車保険補償内容・ロードサービスを徹底解説!

https://www.youtube.com/watch?v=LAZ8FVwJj94 ネット系の自動車保険であるSBI損害保険。小島瑠璃子さんが出演しているCMをご覧になられたことがあるでしょうか。 ...

3位 アクサダイレクト

おすすめな方:オンライン手続きに慣れている/補償を自分で最適化したい
強み:ネット完結で進めやすく、比較で強みが出ることがある
注意点:補償を削りすぎない(必要な範囲は残す)

アクサダイレクト自動車保険の補償内容・ロードサービスを徹底解説!

https://www.youtube.com/watch?v=LI1Ne7DULXE ネット系の自動車保険で有名なアクサダイレクト損害保険。岡田将生さんや堤真一さんのCMでお馴染みなのでご存知の方も ...

4位 チューリッヒ

おすすめな方:遠出が多い/トラブル時の安心も重視したい
強み:ロードサービスを重視する方に合いやすい
注意点:必要補償を先に決めてから見積もると迷いにくい

チューリッヒ損害保険の自動車保険補償内容・ロードサービスを徹底解説!

https://www.youtube.com/watch?v=O42qvk-qHxQ ネット系の自動車保険であるチューリッヒ損害保険。CMでもたくさん放送されているのでご存知の方も多いかと思います。 ...

5位 三井ダイレクト損保

おすすめな方:極端な安さより堅実さ/補償を無理なくまとめたい
強み:基本の補償を整えやすい
注意点:割引は条件で変わるので、同条件比較が前提

三井ダイレクト損害保険の自動車保険補償内容・ロードサービスを徹底解説!

https://www.youtube.com/watch?v=W0_fE-6ef18 ネット系の自動車保険である三井ダイレクト損害保険。CMは本田翼さんが出演されています。大人な雰囲気の本田さんに思 ...

6位 東京海上ダイレクト(旧イーデザイン損保)

おすすめな方:事故のときの不安を少しでも減らしたい/サポートの導線を重視したい
強み:事故時の進め方を意識した設計
注意点:アプリ等の前提を確認しておくと安心


東京海上ダイレクト損害保険の自動車保険補償内容・ロードサービスを徹底解説!

https://www.youtube.com/watch?v=9W55lyKDLZ0   ネット系の自動車保険である東京海上ダイレクト(旧イーデザイン損保)。織田裕二さんや土屋太鳳さんが出 ...


代理店型も候補になるのはこんな20代の方

ネット型は便利ですが、すべての方に合うわけではありません。
次に当てはまるなら、代理店型も選択肢に入れて大丈夫です。

  • 補償の相談をしながら決めたい
  • 事故時の連絡や段取りを“対面”で手厚くしたい
  • 車の購入(ディーラー)と一緒にまとめたい

代表例として(サイト内解説):

東京海上日動火災保険の自動車保険補償内容・ロードサービスを徹底解説!

https://www.youtube.com/watch?v=RyjQByR4A04 東京海上日動火災保険は、日本有数の損害保険会社です。2020年の東京オリンピック・パランリンピック競技大会ののオ ...

また、ダイレクト型と代理店型の違いで迷う方はこの記事が先に役立ちます:

通販型 vs 代理店型・保険料と補償内容の上手な選び方(元損保社員が解説)

【6分で読めます。】 自動車保険の保険会社は「通販型(ダイレクト型)」と「代理店型」の2種類が存在しています。 2つの保険会社の違いとして、 「通販型(ダイレクト型)」の保険会社は、保険料が安いけど、 ...


20代が保険料を抑える「即効」チェックリスト

ここは、見積もりを取り直す前に一度確認するだけで、結果が変わることがあります。

  • 運転者条件:実態に合っていますか(自分だけ/家族も等)
  • 年齢条件:若い運転者の想定が入っていませんか
  • 使用目的:通勤/日常/週末中心で合っていますか
  • 年間走行距離:多めに入れすぎていませんか
  • 車両保険の免責金額:免責を入れる/限定型にするなど調整していますか
  • 不要な特約の整理:必要なものだけに絞れていますか(重複も確認)


一括見積もりで“同条件比較”すると、選びやすさが一気に上がる

ここは少しだけ強くお伝えしたいポイントです。
自動車保険は、会社ごとに見積もりの見せ方が違うので、バラバラの条件で比べると迷います。

  • 対人・対物:同じ(無制限推奨)
  • 人身傷害:金額と範囲をそろえる
  • 車両保険:あり/なし、免責、一般型/限定型をそろえる
  • 運転者条件:実態に合わせてそろえる
  • 年齢条件:家族も運転するなら要注意
  • 特約:弁護士費用、対物超過修理、個人賠償など“必要なもの”だけそろえる

当サイトの一括見積もり解説はこちらです。

〈最短5分〉インズウェブで自動車保険を安くする方法|一括見積もりの手順をわかりやすく解説

2025/12/28    

「自動車保険、毎年更新しているけど高い気がする…」そう感じているなら、まず知っておきたいのが “同じような補償でも、保険会社が違うだけで保険料が変わる” という事実です。 とはいえ、保険会社を1社ずつ ...


よくある質問(20代の方から多いもの)

Q:安さ重視で選ぶのは良くないですか?

安くしたい気持ちは当然ですし、工夫すれば保険料を抑えることもできます。
ただ、先に補償の形を決めずに安さだけを追うと「足りない補償」で後悔しやすいです。
おすすめは、補償を整えてから、同条件で最も安い会社を探すやり方です。

Q:車両保険を付けるか迷います

迷うのは普通です。
「もし壊れたとき、修理費を自分で払えるか」「買い替え資金があるか」を基準にすると判断しやすいです。
保険料が重い場合は、免責の設定や限定型で調整する方法もあります。

Q:更新のたびに何を見直せばいいですか?

20代は生活が変わりやすいので、毎年ここだけは見直しがおすすめです。
・使用目的(通勤が増えた/減った)
・走行距離
・運転者(同居人や家族が運転する可能性)
・車両保険(車の価値の変化)


まとめ|20代は「最初の形」を整えるだけで、次から迷いが減ります

ココがポイント

  • 20代は安さ優先で補償を削りすぎない(対人・対物は基本守る)
  • 保険料は条件設定と等級で変わる(入力のズレ・割引の取りこぼしに注意)
  • 同じ補償条件で複数社を比較して決める(ランキングは入口)

20代の自動車保険は、最初にきちんと形を整えるだけで、次の更新がぐっとラクになります。
「難しそう」と感じても大丈夫です。順番さえ間違えなければ、少しずつ理解できます。

おすすめの流れは次の通りです。

簡単な流れ

  • 対人・対物は無制限を基準にする
  • 人身傷害・車両保険・特約は生活に合わせて調整する
  • 同条件で見積もりを並べて比較する

もし「どこから手を付ければいいか分からない」という場合は、まずは見積もりを一度並べてみるだけでも十分です。そこから一緒に、必要な補償と削れる部分を整理していきましょう。

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  • この記事を書いた人

損保マン

元大手損保営業マン。 入社時に「事故担当(事故時の専任担当者)」を経験したのち、「リテール営業」を担当しました。この「事故対応」と「営業」の2つの経験を活かして本サイトを運営しています。

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